こんにちは!
最近ずっとアメリカのディズニー関連の記事を更新していたのですが、今日はアメリカで感じたカルチャーショックについて話していきたいと思います。私は去年12月のアメリカへの渡航が人生で2度目で、初めてアメリカに渡航したのは高校1年生の時に外部の募集があり県内の様々な高校から集まった団体で行ったとき、そして2度目の今回はノルウェーから行きました。ここで、ノルウェーで生活したからこそ感じたアメリカでのカルチャーショックが多々あったのでそれについてお話ししていきます。
知らない人同士でめっちゃ話す
まず1番びっくりしたのは、アメリカで知らない人同士が会話を始めるのが普通の光景ということです。どういうことかというと、アメリカでは道ゆく人が通りすがりに何かしらさらっとコメントしてきたり、並んでる間に前後の人が話してきたり、予想しないところで急に話しかけられるということが多く、それが何より一番のカルチャーショックでした。また、事務的な会話から始まっても、普通の会話に発展していくことも多く、手続きを待つ間などはまず沈黙のノルウェーからしてみたらその会話力に脱帽でした。
この違いはもうニューヨークでの乗り換えの空港で気づき、夫がカビゴンのトレーナーを着ていたのですが、お兄さんに通りすがりに「俺の1番好きなポケモンはカビゴンだ!!」と言われ、そのあまりのスムーズなコメントテクニック?に夫は反応できず悔しがっていました笑
また、ディズニーでも私たちが持っていたスターウォーズのコーラのペットボトルを見て、一緒に並んでいた人が「それギャラクシーズエッジで買ったんでしょ?私も欲しいのよね〜」とコメントしてきたり、ライトセーバーを持ちながらアトラクションに並んでいた時も後ろの人に「それ体験する価値あった?」と聞かれたり、買い物をしている時にも店員さんから「どこから来たの?」の流れで「日本人なんだけどノルウェーに住んでいて…」という話をすると彼女のお友達の日本人の方の話に発展したり、とにかく人に話しかけるハードルが低くて驚きました。
これはディズニーだからなのかな?とも思ったのですが、空港でも出国審査待ちの時に他のアメリカ人同士で「どこいくの?」「カリフォルニア」「へ〜、アメリカへは初めて?」「いや自分アメリカ人で、こっちで大学通ってるから…」「え、まじ?!何勉強してんの?…」という会話をしていたり、あまりに楽しそうに話していて知っている人同士なんだろうなーと思っていたら、聞こえてきた会話的にただその場のノリで話し始めた人たちだったりということが偶然にしては数多くありすぎて、文化がそうなんだろうなと思いました。
ノルウェーで生活していると、私の経験では何かよっぽどのことがない限り知らない人同士で話すということがまずないし、話したとしても必要最低限の会話で話を終わらせることが多いです。もちろん職場や学校ではまた別ですが、面識がないのに話しかけるという行為はノルウェーでは割と「なんだこの人?!」と受け取られることが多いです。なのでノルウェー人の夫は最初慣れるまでアメリカへ行って急に話しかけられた時は詐欺かと思っていたみたいでかなり用心深く話していました笑
私もノルウェーに慣れてしまっていたため最初は「え?!なんで話しかけてくるの?!」と思ってしまったのですが、遠いアメリカでの記憶を探り、「アメリカってこういう国だったかも…」と思い出すともうその気軽に人に話しかけることのできる感じが心地よくて仕方なかったです。
食べ物の豊富さとショッピングの楽しさ
これはノルウェーから行ったからこそ感じたショックなのですが、アメリカは食が豊富だし、ショッピングも楽しくてアドレナリンが出ました笑
食に関しては、気軽に買える美味しいドーナツやケーキ、食べ歩きの食べ物など尻込みするほどの値段ではなく、ちゃんと美味しいものが食べられるという点が、ノルウェーとは違い本気でアメリカに住みたくなりました。ノルウェーは外食が高いし、クオリティの差が激しいというか、ドーナツひとつにしても気軽に買えるものは油に浸したみたいな味のもので、美味しいものを買おうと思ってもそこまでの値段払って食べたくもないんだよなあとやめてしまうことが多々あります。食事もパスタ一品で一番安くて2,500円とか、そこまで払って外食する…?と思ってしまう値段設定が多いんです。加えて私みたいに万年学生で生きているとノルウェーに今まで換算して合計で5年くらいは住んでいるのに外食したのは5回くらいです笑
なのでパンにしてもケーキにしても結局は自分で作るようになって、それはそれで楽しいのですが、やっぱりたまにはパッと買って美味しく食べられるものが欲しくなるじゃないですか…それができる日本やアメリカの環境ってやっぱりいいなあと思います。コンビニスイーツ神。
また、ショッピングはものがたくさんあって楽しいです。しかもお手頃な値段でもちゃんとオシャレだったり様々なテイストの雑貨が売っていて、インテリアの想像が膨らみました。ノルウェーも北欧家具や北欧雑貨と言われるようにシンプルで機能的でオシャレなものはもちろんあるんです。が、値段がやっぱり高いのと、私はちょっとかわいいものに弱いので、そうなるとかわいい=子供っぽいという風潮のあるノルウェーではかわいくてオシャレみたいなものがなかなかなくて残念です←
そういったニーズというか子供っぽくないかわいさやオシャレさのある小物、雑貨となるとやはり日本やアメリカはいいとこ突いてくるよなあと毎回思います。お店の中のもの全部欲しい!ってなることの多さ。ノルウェーでは一回も思ったことありません←
いいと思ったところを生活に取り入れる
ノルウェーと比較して書いたのでノルウェーディスみたいに聞こえていたら不本意ではあるのですが、どの国も一長一短だよねと思います。私はノルウェーという国で、こうしてまた勉強したかったことを勉強するチャンスをもらっているのでとにかく感謝だし、結局は物事の取捨選択なんだと思います。
私は自分にとって大事なものを選べている環境にいて十分すぎるほど幸せ。ですが人間だからいいものを見ると欲は出ます(笑)今回のアメリカでは己の欲深さを思い知りました←
話がそれましたが(?)、今回のアメリカへの旅がきっかけとなって私たち夫婦にもいい変化が訪れ、2024年はアメリカ人マインドを見習ってもっと人と積極的に関わろうということを夫婦揃って目標にしています。
夫に関しては昔は人の目を見て話せないくらいだったので、彼がそんなことを言う日がくるなんて想像もしていなかったのですが、人って変われるんだなと。
そんなわけで思ってもいなかった心の変化までもたらしてくれたアメリカ旅では、改めて外に出てみることの大切さを実感したのでした。
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